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2026年最新版・コピペ可

出張日当・
旅費規程の雛形
コピペで使える
完全テンプレ

副業法人で出張日当を経費にするには「旅費規程」の整備が必須です。コピペで使える雛形と、日当の妥当金額・税務調査で否認されない運用方法を、副業法人主視点で整理しました。

読了時間 約7分 | 雛形コピペ可

結論:規程+運用記録のセットで節税効果を確保

出張日当は副業法人主にとって強力な節税ツールです。個人側は非課税・法人側は経費という二重メリットがあり、月数万円の日当を継続支給すれば年間数十万円規模の節税が可能。

ただし、これを成立させる前提が「旅費規程+運用記録」のセット。規程なし・記録なしで日当を支給すると、税務調査で否認されて役員給与認定→所得税課税+法人税の損金不算入、というダブルパンチになります。

👉 この記事で分かること
出張日当の節税効果、コピペで使える旅費規程の雛形、日当の妥当金額の目安、運用記録の方法、税務調査で否認されないチェックポイントまで整理しています。

出張日当の節税効果(個人非課税×法人経費)

節税効果の試算

例:月5回の出張×日当5,000円のケース

なぜ個人非課税なのか

所得税法上、業務上の出張に伴う実費弁償的性質の支給は給与所得として課税されません。これは「出張時には食事代・通信費・雑費などの追加費用が発生する」という前提に基づく合理的な税制設計です。ただし、規程なしの恣意的な支給は実費弁償と認められず、課税対象になります。

旅費規程の雛形(コピペ可)

以下のテンプレを Word・Google ドキュメントなどに貼り付けて、自社用にカスタマイズして使ってください。

○○合同会社 旅費規程

第1条(目的)

本規程は、当社の役員及び従業員(以下「役職員」という)が業務のため出張する場合の旅費の支給に関する基準を定めることを目的とする。

第2条(定義)

本規程における用語の定義は以下のとおりとする。

  • 「出張」とは、業務のため通常の勤務地を離れて旅行することをいう。
  • 「日帰り出張」とは、出発した日に帰着する出張をいう。
  • 「宿泊出張」とは、出張先での宿泊を伴う出張をいう。

第3条(旅費の種類)

旅費は以下の各号に掲げるものとする。

  • (1) 交通費
  • (2) 宿泊費
  • (3) 出張日当

第4条(交通費)

交通費は実費を支給する。経済合理性を勘案し、原則として公共交通機関を利用するものとする。やむを得ずタクシーを利用する場合は、業務上の必要性を証明する記録を残すこと。

第5条(宿泊費)

宿泊費は実費を支給する。1泊あたりの上限額は以下のとおりとする。

  • 役員:15,000円
  • 従業員:10,000円

※ 大都市圏(東京・大阪・名古屋等)での宿泊及び繁忙期等で上記金額を超える場合は、事前に承認を得ることを条件に超過分の支給を認める。

第6条(出張日当)

出張日当は以下の基準により支給する。

区分 日帰り出張 宿泊出張
役員3,000円5,000円
従業員2,000円3,500円

※ 海外出張の場合は別途定める。

第7条(出張の申請及び報告)

役職員は出張に先立ち、出張申請書を提出するものとする。出張完了後5日以内に出張報告書を作成し、領収書を添付して提出するものとする。

第8条(旅費の精算)

旅費の精算は、出張報告書提出後、原則として翌月の給与支払日に行う。

第9条(規程の改廃)

本規程の改廃は、社員総会の決議によって行う。

附則

本規程は、2026年○月○日より施行する。

📝 カスタマイズのポイント:会社名・施行日・金額を自社用に修正。役員1人会社でも「役員と従業員の区分」は必ず残す(差をつけすぎないように、役員と従業員の比率を1.5倍程度に収める)。

日当の妥当金額の目安

区分 日帰り 宿泊 備考
役員(中小企業)3,000〜5,000円5,000〜10,000円大企業基準より低めが副業法人で安全
役員(大企業)5,000〜8,000円10,000〜15,000円規模感を真似ると否認リスク高い
従業員2,000〜3,000円3,000〜5,000円役員との差を1.5〜2倍程度に

高すぎる日当のリスク

日帰り2万円・宿泊3万円のような極端に高い日当は、税務調査で「実質的な役員給与」と認定されるリスクが高くなります。安全圏は大企業役員の基準より少し低めに設定し、従業員との差を抑えること。

役員1人会社でも従業員区分を作る
副業法人では「役員1人=従業員ゼロ」のケースが多いですが、規程上は「従業員」の区分も残しておくと、将来的に従業員を雇った場合や、役員給与認定リスクの低減に役立ちます。

出張日当台帳の運用方法

規程だけ作って運用していないと、税務調査で「実態がない」と指摘されます。日当支給ごとに以下を記録します。

出張日当台帳の記載項目

項目 記載例
出張日2026/05/09
出張者代表社員 ○○
行先大阪市(△△株式会社 本社)
目的新規取引先との打ち合わせ
区分日帰り出張
日当金額3,000円
交通費(実費)新幹線 14,000円
領収書あり(番号 #2026-051)

これを Excel・Google スプレッドシート・Notion などで一元管理しておけば、税務調査時に「規程通り運用していた実態」を即座に証明できます。

私自身、副業法人成り直後は「規程は作ったけど、台帳までは…」と運用を雑にしていた時期がありました。3期目の決算前に税理士から「日当規程を運用しているなら、必ず台帳と領収書もセットで残してください」と指導され、慌てて Notion で出張日当台帳を整備しました。

結果として、月1度の振り返りで日当を仕訳に反映する習慣ができ、運用の安心感が大幅に上がりました。最初に台帳テンプレートを作っておけば、後の手間は月10〜15分程度で済みます。

税務調査で否認されないための4つのチェック

  1. ① 規程の社員総会承認・議事録保管:規程制定時に社員総会の決議+議事録を残す。
  2. ② 日当金額が同業他社と比較して妥当:大企業役員の半分〜2/3程度に収めるのが安全。
  3. ③ 役員と従業員の日当差が極端でない:1.5〜2倍程度に収める。
  4. ④ 出張実態の記録(台帳+領収書):毎回の出張で行先・目的・取引先・領収書を記録。
否認のインパクト
日当が役員給与認定された場合、①個人側で所得税・住民税の追徴、②法人側で損金不算入→法人税増、③源泉徴収漏れの不納付加算税、の3点ダメージが発生します。年30万円の日当が3期分否認されると、追加税負担で30〜50万円規模になることも。日常の運用記録の手間と比較して、対策コストは圧倒的に低いです。

よくある質問(FAQ)

Q. 出張日当はいくらまで設定できますか?

A. 法令上の上限金額は明記されていませんが、実務的には役員クラスで日帰り3,000〜5,000円・宿泊5,000〜10,000円程度が妥当な範囲とされています。「同業他社の相場と比較して妥当」「役員と従業員のバランスが取れている」「実費との差が極端ではない」の3点が判断軸。極端に高い日当(例:日帰り2万円)は税務調査で役員給与認定リスクが高まります。

Q. 旅費規程は副業法人にも必要ですか?

A. 出張日当を経費計上するには旅費規程の整備が必須です。規程がない状態で日当を支給すると、税務調査で「役員給与」とみなされ損金不算入+所得税課税のリスクがあります。副業法人の役員1人だけでも、社員総会の決議+規程文書の作成+議事録の保管が必要。テンプレを使えば1〜2時間で整備可能です。

Q. 日当を支給したら何を記録すればいいですか?

A. 出張のたびに以下を記録します。①出張日・行先・目的、②訪問先(取引先名)、③日当の金額、④出張報告書(簡単なもので可)、⑤領収書(交通費・宿泊費)。これらをExcelやNotionで「出張日当台帳」として一元管理しておくと、税務調査時に「規程通り運用していた実態」を証明できます。

Q. 日当の節税効果はどのくらいですか?

A. 日当は「個人側で非課税・法人側で経費」のダブル効果があります。例えば月5回の出張で日当5,000円なら月25,000円・年30万円が個人非課税で受け取れます。所得税率20%なら年6万円相当の節税効果。本業給与で受け取るより手取りで30%程度有利になる強力な節税ツールです。

Q. 出張日当で税務調査の指摘を受けやすいパターンは?

A. 頻出パターンは4つあります。①規程がないまま日当支給、②規程はあるが金額が極端に高い、③役員と従業員の日当差が極端、④出張実態の記録が薄い。中でも③④は副業法人で頻出。日当規程と運用記録のセットで管理することが防御策です。


📝 この記事のまとめ

📋
規程+運用記録のセットが必須。どちらかが欠けると税務調査で否認される確率が高い。
💴
節税効果は個人非課税×法人経費の二重。月5回×5,000円なら年13万円超の節税。
📝
本記事の雛形をコピペで使える。会社名・施行日・金額をカスタマイズして即運用開始。
🎯
日当金額は中庸に。役員日帰り3,000〜5,000円・宿泊5,000〜10,000円が安全圏。
📊
出張日当台帳を作る。Excel/Notionで一元管理。月10〜15分の手間で税務調査リスクを最小化。
税理士に旅費規程の運用を相談する

規程の整備+日当の妥当金額は税理士確認で安心感が違います

「本記事の雛形を自社用にカスタマイズしたい」「日当金額が業種・規模に妥当か不安」など、個別判断は税理士相談が確実です。副業法人主向けの無料相談を活用してみてください。

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※本記事の旅費規程雛形は2026年5月時点の一般的な実務に基づく参考例です。実際の運用は、自社の業種・規模・税理士のレビューを経たうえで導入してください。日当金額・規程内容の妥当性は、必ず税理士等の専門家にご相談のうえ判断してください。
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